PORTRAITS OF JAMAICAN MUSIC

PORTRAITS OF JAMAICAN MUSIC [DVD]を観ました。

ジャマイカがイギリスから独立して、スカが誕生して、そこからロックステディが生まれて、
レゲエやボブマーリーの話が続いて、最近のレゲエの状況まで。俯瞰的な感じです。

ロックステディがスウィートなのは、当時の社会情勢が非常に保守的で、
そういうのを甘い音楽で癒すような~なんて背景があったんだなぁとか。

ディレイとかエコーを使って、こうやってダブを作ったんだよーとか。

サウンドシステムがあって、DJがリズムに合わせて歌いはじめて。
その曲のクライマックスの部分を繰り返しかけるんだ、なんていう。
はじめてレゲエのイベントとか遊びにいったらよく分からないようなことが、
なーるほどねーって思えたり。

80年代以降、下品な方向に傾いていって。(特にレゲエに限ったことではないけど)
女性を軽蔑するような低俗なのはやめるべきだ、なんていうのが、
年配のラスタの人から語られてるのは、なるほどねって思います。

ダンスホールは単調で、個性がなくてつまらない、なんて語るおっさんとか、
日本人でもフォークソング大好きなおっさんが、最近のラップについて語ってるのと
同じような印象を受けました。

あんまり重くなくてサラっと観れる感じのドキュメンタリーなので、
レゲエとか好きで、野外イベントとかたまに遊びにいく~なんていう人は、
その音楽のルーツはどんなとこなのか?って意味で1回観とくといいのかもしれませんね。

マーカス・ガーベイからの流れで、エチオピアのハイレセラシエが~なんて話は
リリックを聞き取れない私たちには、こんなDVDでも観ないと、
学校の授業とかじゃ習いませんからねぇ。

それにしても、自分はジャマイカのなんとも堅苦しくない、
あったかーい感じがすごく好きです。

あと、ジャメイカンイングリッシュがこれだけアリなんだったら、
カタカナ英語だって、結構アリじゃね?とか思ったり。。


あやうく特典映像を見逃すとこだったけど、Amazonのレビューみたら、
 本編も良いには良いんですが、それよりも特典映像のリー・ペリーがやばい (笑)
って書いてあって。実際、完全にリーペリーは完全にいっちゃってましたw

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