2004年11月30日

プレゼンテーション能力ってのは、別にパワーポイント作って
という場面のみで発揮されるものではない。

ここのところ毎週客先にいって、設計書のレビューをしている。
設計書を書くメンバは自分を含めて4人なのだが、
全員の成果物を全て把握しなきゃいけない。
内部レビューで目を通しているからと言って、結構これって大変。
実際お客さんのとこに持っていったら誤字脱字とかのしょうもないミスが見つかったりして。
“俺が書いたわけじゃねぇのになぁ”なんてフテくされそうになったりする。
(その辺をいい感じに笑い話に持ってったりする先輩もいるんだけど、
それはそれでスキルだと思う。)
客先レビューは俺がベラベラ話すスタイルで進んでいくわけだが、
その準備っていったらもうひどいもので、
いっつも忙しい忙しいって言って、ギリギリのタイミングで印刷して客先に駆け込む。
説明はタドタドしくなってしまい、持ち帰って検討が〜っていう言葉が増える。

今日は午前中に全ての成果物のレビューを行って、
その修正を皆にしてもらっている間に、レビュー用のカンペを作った。
大概こういう場合、カンペを作ってるうちにレビューのストーリーが
頭に浮かんで、実際にレビューをする時にはほとんどそんな紙をみないで進んでいく。
かなり複雑な処理でも、どういう順序立てで話せばわかりやすいか、とか。
ちょっとアーキテクチャ仕様書にお絵かきして、それを添付資料にして持っていこう、とか。
いろいろ案も出てくる。ついでに実装のことも考えてみちゃったりして。

今日のレビューは設計工程の最後のレビューということもあって、
全ての設計書に対するレビューになったわけだけど、
お客さんの質問も全てビシって答えて、
最後には、「すごい細かい事までしっかり考えられててさすがホニャララさん(会社名)ですねぇ」
なんていうお褒めの言葉をいただいて。正直嬉しかった
今回のお客さんは今までとは全然違って、普通にJavaやJSPが書ける。
Linuxも詳しいし。ApatchやTomcatなんてのも普通にわかってる。
それだけ話は詳細な部分にまで及ぶし、チェックも細かい。

話戻して、結局はどんだけ事前準備ができたかってことなんだよなぁって。
自分が担当した分の設計の内部レビューが終わったのが昨日の昼くらいで。
シェルの設計だったんだけど、その勢いで実装も3,40分でやって動作確認もした。
自分のタスクに余裕があったからこそ、今日のレビューの事前準備ができた。

余裕があれば良いレビューができるってわかってるのに。
余裕があればリファクタリングされた重複のないモジュールができるってわかってるのに。

そろそろどうやったらイイモノができるかどうか本格的に考えて、
チームをそういう方向に持ってく方法論みたいなの勉強しなきゃかなぁって。

今の部門は技術はそこそこだと思うけど(ここんとこ人材の流出はハンパ無いけど・・)
ものづくりの方法論に関しては3年目の自分からみてもしょうも無い。
うちの部門に限ったことでも、うちの会社に限ったことでもない。
残業がないSEなんてあんま聞いた事ないし。
売上とか利益とかどうなろうが今の俺のボーナスにあまり影響がない。
4月から昇格するんだけど、そうなると多少なりとも影響してくる。
客観的にそんなことを考えられるのも”今だけ”なのかもしれない。。

今日、客先に行く途中で、大学の頃の友達に会った。
イベントをはじめたころの一番初期の頃に遊んでたやつ。
今の客先の子会社で働いてるらしい。
お互いスーツだから最初わかんなくて。
今となっては全然クラブ遊びもしてないらしい。そりゃそうか。。
今の客先は高校の部活の1個上の先輩も働いてるんだけど。
なんかもっと仲良かったヤツと仕事でカチあったりしたらどうなんだろうなぁって。

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