2007年04月07日

某外資系の会社の説明会。

このページを見てる人の大半の人のパソコンには、
その会社のソフトが入っている、、
なんて言ってると、どこの会社かわかっちゃいそうですが。

思い起こせば一年前。
別の転職会社のセミナー(転職会社のオフィス内)で
その会社の説明会を聞きにいった。

今回は、その会社のオフィスってことで、
徒歩20分くらいのところなので行ってみようと。

どんなセミナーなのか、何もチェックしないで行ったけど。
一年前の時は、コンサルタントのセミナー。
今日は、技術サポートエンジニアのセミナー。

以下が一年前の俺の感想。

 
 このベンダーのコンサルタントは、いわゆる顧客のビジネスにはつっこまない。
 あくまでも製品を提供しているベンダーなので、ということです。。

 年間でサービスが止まる時間を5分ってお客さんに言われたら、
 5分にするためのクラスタ構成はどうするかとか考えて伝えるのが仕事。

 ”なんで5分なの?”
 ”ほんとに5分じゃなきゃだめなの?”
 ”別にこうすればよくない?”
 みたいな話はこのベンダーのコンサルタントがやる仕事ではないそうです。

 しかも製品のソースコードをみて、お客さんに回答したりするのは
 プレミアサポートっていう部隊がいて、また別。

 んでもって、実際に手を動かしてインテグレートすることもないそうです。
 

その時は、すごい中身が空っぽだなぁって思って、選考に応募しなかった。

で、今日の説明会。
技術屋的。エンジニアたるもの〜的な。

説明をしてくれた人がとても明るい。にこやか。
そして技術、お客さんのサービスに対して非常に熱い。
こんな人と一緒に働きたい。

・今までの事例探したり
・お客さんがトラブってるケースを自社内の環境で再現させたり
・実際に自分でそのプロダクト使って開発できなきゃねぇ
・実際にプロダクトのソースコードみながらデバッグもできなきゃねぇ

個人としても当然高いレベルを求められるけど、
数百人のレベルの高い人の集まりで組織的にやってますよ、と。

話を聞いた感じだと、雰囲気良さそうで、
アホみたいに残業とかもなさそう。

先日説明会にいったお給料が良いとされているSIerとは対称的。
(そのSIerは堅苦しい感じでガッついて仕事してる印象だったので応募はしなかった)

今回はなかなか好感が持てたので、選考に応募することにした。
(ひょっとして英語がベラベラしゃべれるようになっちゃうかも、なんていう期待もある。)
来週土曜日に3時間くらい拘束されていろんな人と話をすることになるらしい。
どんな感じの人がどんな風に働いてるのかを垣間見ようと思います。

向こうからすると、俺が評価に値する人物かどうかをみる面接なんだろうけど、
俺からすると、向こうがどんなもんか見定めてやるっていう面接です。

そこら辺が新卒で就職活動してた頃と違うところ。
どっちかって言えば、口説き落とせるもんなら落としてみろ、と。
売り手市場のエンジニアならでわなのかもしれません。

自分自身は明確なビジョンを持っているつもりでいて。
技術サポートは、目指す方向ではない。
でも、もしその会社で上流工程やる立場を目指すのなら、
まずは、その会社の技術をガッツリ抑えないとって思っています。

気が小さいので、どうしても石橋を叩きたくて仕方がない。
将来考えたら、”口先だけのコンサルタント”って非常にリスクが高い気がします。
まずはイッチョ前にモノ作れるようになってからでしょ。
人様にクチ出すのなんて。

でもって、自分なりに今考えていることを、整理してみようと思います。


『その1. 志向/職種』

 自分の能力向上 > 人のマネージメント

 ”俺はマネージャーだ!さぁみんなついてこい!”ではなく、
 能力のある人には、おのずと求心力があって、
 何もしなくても自然と人がついてくるものだと思ってる。

 開発現場にいて、設計や実装に一切触れず、メールとエクセルだけで、
 お金と進捗管理がメインのマネージャーに魅力を感じない。

 チームを組んで仕事するのと、一匹狼的に仕事するのと、どっちが好きか?
 と聞かれたら、チームを組んで仕事する方が断然好き。
 若者の育成もしたい。人が嫌いなわけでは全くない。

 今の会社でも、他のSIerでも、ネット系の会社でも、
 最近はどこでも、技術を軸にした上級職のへキャリアパスはあるので、
 この点に関しては、会社はどこでも関係ない。

『その2. なぜ転職?』

 今までの仕事について、”いいもの作ってきたか?”と聞かれたら、
 胸を張って”はい”とは答えられない。
 エンジニアにとって、それはかなりの屈辱だと考えている。
 (答えられるシステムが今まで1つだけある。そこで一番自分自身の成長を感じた。)

 SIerは顧客からもらった決まったお金の中で、
 いかに安くあげるか、が全てで(それがそのまま利益となる)、その結果、
 信頼できる仲間達とじっくり腰を据えて取り組める状況ではなくなっている。
 (以前自分が見積もった半分の値段を提示してきた競合SIerもいた)

 開発に関しては、大半がどこの馬の骨ともわからない外注さんに発注という形になる。
 誤解を招かないように書いておくが、外注さんにも非常に優秀なエンジニアは大勢いる。
 ただ、そうではないエンジニアも非常に多いのが現状で、
 そこにはいつもリスクがつきまとう。特にこれから海外発注が増えればなおさら。

 もちろん発注する側にも、問題がある。
 (この点についてはまた今度)

 上記より、今後も今の会社では、
 お客さんだけでなく、自分自身が納得するものは作れそうもない。

 業界全体の構造は変わらないので、どこのSIerでも同じはず。

 そこで、転職先の一つとして考えたのが、ネット系の会社。
 システムそのものが収入源で。システム構築が生業の一部であるのはSIerも同じ。
 ”自分達のサービスは自分達で作る”という会社であれば、
 胸を張って”いいもの作った”と言えるのではないかと考えた。

 ただ、そこにはネット系特有のスピード感というものがあり、
 必ずしも、納得いくものが作れるとは限らない。
 エピソードとして、3月まで仕事させていただいていた会社の例。

  業界最大手のネット系会社。勘定系システム。
  現行システムは、お客さん自身がかなりの速さで構築した模様。
  ソースコードはひどいものが多い(らしい。見た事はない。)
  運用はありえないほど手運用で、それはそれでひどいものだった。
  お客さん個人個人の技術レベルは非常に高かった。
  が、個人商店的であり、組織として機能していない印象。

 そのシステムの再構築は、我々SIerのやり方で、
 とんでもないほど時間をかけてカットオーバーしたわけだが、
 よくテストがされていて、品質は高いが、
 ソースコードの中身をみると、残念な結果だ。

 ネット系のやり方と、SIerのやり方と、
 どちらが良いのかは、よくわからない。

 が、少なくとも、SIerはこれからも、
 ウォーターフォールで突き進んでいくと思う。

 特に大きな案件になると、様々な利害関係から、
 開発に従事する会社も多岐にわたる。
 そこに少数精鋭で徐々に大きくしていこうというやり方は成り立たない。

 本気でミッションクリティカルな領域に
 XP/Agileで挑んでいるところがあったら覗いてみたいところ。

 また、いつもお客さんが無能であることを失敗原因として、
 仕方がないということになってしまうのは味気ない。

 次に、仕事内容について。

 新卒就職活動の頃、ネットショッピングのサイト構築がやりたい
 というのが志望動機だった。

 ネット社会は常に早いスピードで進化している(Web2.0/CGM/SaaSといった言葉も有名)
 ネットの仕事に対する憧れは、学生の頃よりむしろ増している。

 この5年間やってきた仕事は、ほぼイントラネット内のものだった。
 今提案している案件は、インターネットに公開しているシステムであるが、
 Web2.0といったところからは程遠い。

 では、将来(10年後)どうありたいか。

 ある企業がビジネス戦略を立てる際に、ITをどう使って実現するか、
 そんな領域に踏み込めるコンサルタントになりたい。

 以下のような、うたい文句を持ったコンサル会社がある。
 (3年目の頃にお世話になった先輩が転職した会社)

  パッケージソフトではカバーできないような難しい領域の仕事を
  お客様のCIO補助的なコンサルティングを生業としている。
  コンサルタントは高い技術力を保持。

 なぜそこに応募しないか?
 (実は話だけは何度か聞きに行ったことありますけど)
 まだその領域は早いと考えている。
 技術もそうだが、何より経験が足りなすぎる。

 その領域は35歳過ぎてからでも全然遅くないな、と。
 (“35歳”ってキーワードについては後で述べる)

 今、何よりも大切なのは、技術と経験。

 ということでSIerで働くにしろ、ネット系の会社で働くにしろ、
 いずれはコンサル会社に転職するつもり。

 できれば、何度も転職したくないっていうのはあるけれども。
 いろんな会社のいろんなシステムをみてみたいってのは、
 何年経っても変わらないと思う。

 今の会社で目標管理面接のたびに、
 30までは小さい案件をたくさんやらせてくれと言い続けて。
 でも、受け入れてもらえず。
 その理由もわかっているため何とも言えず。
 ものづくりではない部分に多くの時間を割かれる日々。
 それも大切だけど、20代の今、やるべきことは、、と考えてしまう。
 まわりのレベルもお世辞にも高いとは言えないし。

 ただ、それを全部ひっくりめても、たくさん友達や知り合いがいて。
 人柄がいい人が多くて。雰囲気も良く、居心地いいことこの上ない。
 今の会社はそんな会社。

【その3. 35歳という年齢についての考え方】

 どうやら年齢に関する考え方を
 修正する必要がありそうな事態になってきた。

 なんとなくの自分の計画では、
 今(27歳)はすでに結婚してて、子どもが生まれるとか、
 そういう局面にいるはずだった。

 転職するときは、一生いられるような会社の
 情報システム部とかかなぁなんて思っていた。

 現状どうかというと、結婚の予定もなく、
 35歳くらいが仕事も、プライベートも
 ターニングポイントになりそうな気がする、
 なんて何の根拠もなく、漠然と思ったりしています。

 今の会社にいるにしろ、違う会社にいるにしろ、
 まだまだガッついて仕事ができる環境にあるということ。

 でもって、イメージ的には35歳前後くらいで
 身体じゃなくて、頭使うような。
 自分でインテグレーションするっていうよりは、
 知識と経験を元にお手伝いするっていうような。
 そういう領域へいけるように。

 まぁその時の経済状況や、自分の目指すところが
 また変わってるかもしれないけれど。

 SI業界のゼネコン構造がかわっているとは思えないし、
 インターネットの進化が止まるとも思わないけど。

 どうなってるのか楽しみだなぁ。

【番外. いろいろ考えている過程で】

 今のままじゃダメだって思わせてくれた記事達。

  はてなに入った技術者の皆さんへ
  ↑はてな社長の近藤氏のエントリ。
  もう、なんていうか。はてなで働きたい。

  「こんな時だからこそ安定したサービスを」――ライブドアの技術者魂
  以下、抜粋。
  
  ライブドアの技術者にとっての魅力は
  「滝のようにログが流れるサービスを、自分の力で作れること」と谷口さん。
  技術者20人ほどでポータルの全サービスを作っており、
  誰がどのサービスに意見を出してもいい自由な体制という
  

  そうそう。やっぱ自分で付くんなきゃ愛着も出ないし、自信持てないよなって。

  ITアーキテクトを集中配備した部隊が、システム開発のやり方を変えていく〜NTTデータ
  
  技術に裏打ちされた「説得力」こそがアーキテクトに求められるコミュニケーション能力
  

  国家レベルの大規模案件ってあったりすんのかな、
  なんて思うとこの部隊は魅力的。
  でも、ここもまだ早い。
  軽くて早い開発経験が今の俺には必要。

 その他に、”英語を使って海外の技術者と一緒に仕事したい”という風に思うようになった。
 全然違う文化とか、全然違う何かを感じてみたくて。
 小さい枠におさまってたらつまらないかなって。


結構前からサングラスが欲しくて。
レンズがでかくて、ブリンブリンしてるやつ。
狙ってるのはシャネルのやつ。
約4万円。。
3万なら買うんだけどなぁ。。
って、毎回かけまくって、結局買わないんだったら、
潔く買っちまえばいいのに、、なんて。


新宿をブラブラしてたら、
会社の後輩カップルが手つないで歩いてた。

どこで誰に会うかなんて分からないってことですねぇ。


東洋経済の名古屋特集。
HIPHOPも名古屋が熱い!みたいな記事。
シーモネーター改めシーモや、
HOME MADE家族、nobody knows+なんかが紹介されてて。
Tokona-Xがここに出てこないのが寂しい。寂しすぎる。


DVDレコーダーを先日購入したわけだけど、
NHKのNBAマガジンをとりあえずハードディスクにとっておいた。
んで、さっき見てたわけだけど。

クライド・ドレクスラー特集とかやってて。
滞空時間のながーいダンクとか。

コービーブライアントのシュートの軌道がとにかくかっこよくて。

最近バスケがやりたいです。

夜中に1人で公園のバスケゴールにひたすら向かい続ける、、
みたいなことしたかったんだけど、
最近、近所の公園が工事してて、バスケゴールなくなっちゃったんだよな。。

# ちなみに中学校の授業くらいでしかバスケやったことないですけど・・。

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