優れた検索機能 – Shopifyのコンバージョンを向上させる秘訣

こちらはAlgolia Blogに掲載された What’s the secret to improving your Shopify conversion? Great search の翻訳です。


Shopifyを使ったオンラインストアやアプリケーションをロケットスタートさせて、KPIを達成することができたらどんなに素晴らしいことでしょうか?

ここに一つ直ぐに取り組むことができる良いニュースがあります。検索機能とちょっとしたコンテンツディスカバリーに関するテクノロジーをあなたのShopifyのeコマースストアに追加をするだけで良いということです。あなたのShopifyストアが小規模ではじめたばかりであったとしても、既に大規模に確立されているものであったとしても、Shopify Plus認定パートナーであるAlgoliaのAPIベースなソリューションで、お買い物客のオンラインでの検索、ブラウジング、そして購買体験を向上させることが可能です。

Shopifyにビルトインの検索はいかがでしょうか?果たしてそれは十分なものと言えるでしょうか?

恐らくそれは初歩的なスタートに留まってしまうものではないでしょうか?

あなたのShopifyやShopify Plusのサイトでの体験をお買い物客に気に入ってもらうためには、もっとたくさんのことができるはずです。それは、検索機能についてより真剣に考え、その範囲を広げていくことで実現できることが多いです。検索機能を強化するための特別なプラグインを活用することで、コンバージョン率を挙げて、平均受注金額を増やし、全体の収益を大幅に向上させることができるのはもちろん、お客様を喜ばせて、最初のお買い物を終えた後でも、定期的にサイトに戻ってきてお買い物を楽しんでいただくことができるようになります。

では、Shopifyの魅力的な検索体験の構築をするにはどうしたら良いのでしょうか?

Shipifyでオンラインショッピング体験を向上させるための7つのTips

Shopifyの検索をより良くするには、7つの大切なことがあります

  1. お買い物客の検索結果の適合度の向上
  2. 意思決定の指針としての検索Analyticsの活用
  3. ユーザー体験(UX)、ユーザーインターフェース(UI)の向上
  4. モバイルデバイス向けの最適化
  5. ターゲティングを行うパーソナライズの活用
  6. スマートなマーチャンダイジングの実施
  7. お買い物客のニーズを先取りした商品のレコメンデーション

お買い物客の検索結果の適合度の向上

検索における適合度の高さは、当然のことながら素晴らしいオンラインショッピング体験と相関関係があります。お客様の検索における意図を理解してShopifyやShopify Plusの店舗で適合度の高い検索結果ページを提供することができれば、お客様のユーザー体験はより良いものになり、コンバージョン率の向上や、バウンスレートの減少といったベネフィットを得ることができます。

Textualな適合性とは、検索結果がクエリのテキストとどの程度一致しているのかといったことを意味します。この点を改善することで、Shopifyストアの訪問者により良い検索結果を提供することができます。

  • Typo tolerance. お買い物客がスペルミスをしてしまったり、ストップワード(the, and, at, with等)を使っても、検索した商品の説明文からお客様の購買に関する意図を把握する
  • Synonyms. 類義語の結果(例えば、ジャケットと入力されてもパーカーも返す等)およびPrefix検索(p、pa、panはpantsとtrousersの両方の結果を表示)の結果をオファー
  • Plurals. 検索をより直感的にする戦略: man shoesと入力されたらmen’s shoesの検索結果を返す

Business relevanceの意味するところとは、クリックスルーレート(CTR)、コンバージョンレート(CVR)、ポピュラリティなど、サイトの指標を活用して検索の適合性を改善し、お買い物客に最も適したコンテンツを確実に表示することになります。例えば、商品のコンバージョンを追跡することで、検索結果にはコンバージョン率の高いものを一番上に表示することができます。

お客様の好みや検索パターンは常に変化しており、定期的に検索の適合性を微調整しながら最適化をほどこすことが賢明と言えるでしょう。また、Shopifyストアのコンテンツや商品のカタログに変更があった場合は、クイックにチューニングをスケジュールすることも可能です。

意思決定の指針としての検索Analyticsの活用

あなたのShopifyビジネスのKPIをより良くしていきたいのなら、検索機能を慎重に調整していくことが望ましいです。検索あなりティクで、ユーザー体験およびオンラインでの行動をモニタリングすることでそれが可能になりますが、例えば、検索をした結果や結果を得られなかった(空の結果)、ポピュラーな検索、クリックされたポジション、ゼロ件ヒット検索の回数、フィルタリングの使用状況を見ていきます。これらの重要な詳細が手元にあれば、Shopifyの検索体験について、データに基づいた意思決定を行っていくことができるでしょう。例えば、うまくいっていない検索を積極的に特定して、その適合性を調整していくことができます。

ユーザー体験(UX)、ユーザーインターフェース(UI)の向上

Shopifyの検索機能を最大限に活用するためには、高速なで、且つ、直感的に表示されたものを絞り込めるものが必要不可欠です。こういったUXおよびUIを改善していくためのヒントをあなたのサイトやモバイルアプリで実践してみてください。

  • 検索を行う人の最初のキーストロークから結果を表示。Autocomplete(Search-as-you-type)機能は、ユーザーに約2倍の検索語を入力することを促し、より最適な検索結果へ導き、調査結果によるとコンバージョン率は24%増加するとのことです
  • 検索してからのナビゲーション、もしくは、その逆の提供。ユーザーに検索とナビゲーションのどちらか一方からはじめてもらって、その後に、もう一方の方法で結果を絞り込みできるようにします。例えば、検索を行った後にファセットを提供したり、ファセットを検索可能にしたりします
  • Searchable Attributesの表示とハイライト。例えば、以下のような商品では、商品のタイプ、肌触り、コレクションページ、そして価格です
  • Federated Searchの提供。レビュー、ブログ記事、コレクションといった、お買い物客の興味を引くような関連するコンテンツがあれば、そういったコンテンツを表示させることもできます。以下はFederated Searchのサンプルです。

モバイルデバイス向けの最適化

モバイルユーザーは今やWeb上のトラフィックの半分以上を占めていると言われています。モバイルのお買い物客は時間に制約があったり、簡単に気が散ってしまったり、ということで、ShopifyやShopify Plusの検索を構築して改善する際は、サイトのモバイル体験をできる限り簡単にすることが大切です。

モバイルデバイスの画面は小さいのでチャレンジがあります。

  • Shopifyの検索バーを目立つように配置させる。フルレングスなテキストボックス、検索専用のタブ、シンプルな検索アイコンを使って、人々が簡単に検索できるようにする
  • Query Suggestionsを活用する。モバイルデバイスにおいては、画面を専有できる面積が限られているため何件も”リッチ”な結果(複数のアトリビュートや画像)を表示することは難しい場合が多く、検索を行う人が思い浮かべそうなキーワードをコンプリートしたサジェスチョン結果を表示することで、その課題を避けることができる
  • モバイルにビルトインされている機能を活用する。モバイルデバイスは画面サイズが小さかったとしても、クールなツールや機能が搭載されています。例えば次のようなことができます
    • モバイルのペイメントオプションを使えばクレジットカード番号を入力する必要が無い
    • パスワードを入力せずにGPSや生体センサーを使って個人情報フィールドが入力されている状態にする
    • Voice, Speech to text, Imageを使って簡単に検索を行う

ターゲティングを行うパーソナライズの活用

パーソナライゼーションがもたらす大きなインパクトについては、特段目新しいようなことではないかもしれませんが、見落とされがちなこととして、パーソナライゼーション戦略が各eコマースビジネスにおいては、そのユニークなお客様の趣向によって異なることが多いということです。

パーソナライゼーションを成功させるには、まず、ユーザーとそのニーズを徹底的に理解する必要があります。あるときは購買履歴、あるときはブランドへの親しみといったものがそれにあたります。

そうして初めて、検索戦略を定義することができるのです。ブランド、色、プロダクトの種類、サイズ、あるいはさまざまなプロダクトの属性の組み合わせにフォーカスして、パーソナライズすることができます。ユーザーのアクションについても同様で、「買い物かごに入れる」ボタンをクリックすることが、商品ページを開くことよりも有意義であるかどうかを判断する必要があります。

もうひとつ重要なのは、検索シナリオのA/Bテストを行い、戦略を継続的に見直すことです。

スマートなマーチャンダイジングの実施

マーチャンダイジングを活用して、カタログ、収益目標、プロモーションキャンペーン、マーケティング戦略といったものと連携させることで、Shopifyの検索戦略を加速させていくことができます。

  • 検索をシーズンのキャンペーンに沿うようにする。Shopifyストアがホリデーシーズン用の商品のプロモーションを行ったり、季節のコンテンツを取り入れたりする場合、関連する検索クエリに同じ時期にプロモーションされたアイテムがあることを確認する
  • キーワードをインテリジェントに最適化する。ウェブサイトやモバイルアプリでShopifyのカテゴリページを最適化するのと同様に、マッチしたキーワードを最適化して、関連するアイテムを隠したり、ブーストすることができ、一貫したユーザー体験を実現することができる
  • お買い物客の検索結果をローカライズする。検索結果に商品を購入できる近くのお店や、自分がいる場所反映した情報を提供されることに親しみを持つ人が増えている。マーチャンダイジングとプロダクトのプロモーションの戦略を微調整して、キーワードにローカルの結果を含めるようにすることで、ローカルのお客様に満足していただくことができる

ビジュアルなdrag-and-dropツールを使って、必要に応じて手動で項目を整理することができます。

  • 特定の項目を検索スタックの一番上にプッシュする
  • 季節のアイテムをハイライトする
  • すぐに売りたい商品の特集をする

お買い物客のニーズを先取りした商品のレコメンデーション

パーソナライゼーションとスマートマーチャンダイジングの要素のひとつに、サイト上での行動に基づいてお買い物客に適切な商品をレコメンドすることが挙げられます。オンラインのリテール業者を対象に行った検索の使用状況に関する調査によると、各お買い物客にアピールするために検索とレコメンドをパーソナライズしている企業はわずか20%でした。

商品レコメンデーションでは、検索や閲覧をした商品を補完したり、より洗練されたコンテンツを自動的に表示することがきます。このような”おもてなし”レコメンデーションを提供することで、コンバージョンを最大化し、オンラインベンダーのカタログの露出を増やしていくことができます。

Shopifyの成功を促進する

ShopifyやShopify PlusのオンラインストアにAlgoliaを導入することで、エンゲージメント、コンバージョン、お客様のロイヤリティをどれだけ向上させることができるのでしょうか?

ポーランドでおもちゃを販売しているNoski Noskiは印象的な事例の1つです。このチームは、お買い物客があるページに到達して、見たものに興味がない場合、本当に関連性のあるレコメンデーションができるように、Algolia Recommendを導入しました。”Webサイト上のジャーニーは、よりリッチなものになりました”とco-founderのPiotr Tuszewickiさんはおっしゃってくれています。さらに”A/Bテストを実施したところ、2~3週間後には確実に結果が良くなっていることが分かりました。”ということです。

AlgoliaはShopifyとのFull Integrationを提供し、Shopify Plus Certified Partnerとなっています。プラグインを通じて高度なSearch and Discovery機能を利用できるほか、充実したドキュメントと24×7のサポートが受けられます。

Algoliaの高度な検索を使えば、あなたのビジネスのKPIをどれだけ簡単に改善できるか、是非お試しください!

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