Adobe AnalyticsをAlgolia Searchに活用する

こちらはAlgolia Blogに掲載された Leveraging Adobe Analytics for Algolia Search の翻訳です。


Algoliaは、検索結果とそのランキングにおける、きめ細やかなレベルでのコントロールが可能なことで知られた存在かと思いますが、その中で、まず優先されるのはTextualな適合性です。そして、その次にくるのが、例えば100種類の”polo shirts(ポロシャツ)”におけるランキングを調整していくためのカスタマイズ方法になります。このカスタムロジックは、セールスランキング、在庫量、レーティング、もしくはその他のビジネスとして追っている指標の数値がベースとなります。あるポロシャツを検索結果の一番上に優先的に表示をして、別のポロシャツを3ページに表示する方法を考えることは、最終的にコンバージョンレートと収益に大きな影響を及ぼします。LACOSTEにおいては、Algoliaを使用して検索結果のランキングを改善した結果、コンバージョンレートが37%増加しました。その他の検索結果の優先順位付けの例としては、2つの指標(フィレッシュネスとクリック数)を使って記事を表示する順番を決めるようにしたニュース出版社や、”Contact Us”フォームの送信数が多いコンテンツを最初に表示することで検索結果に優先順位をつけるコンサルティングファーム等があります。

Adobeのお客様向けに、Adobe Analyticsから最も読まれた記事やページといったメトリクスを取り込み、検索結果ランキングのロジックにシームレスに活用する方法をご紹介します。これを実現するにはいくつかのステップがございます。

1. Algolia Crawlerは、お客様のAdobe Analyticsとリンクして、ディスカバリー体験を向上させるビジネスメトリクスを提供することができます。たった数ステップで、クローラーが自動的に接続およびAdobe Analyticsからのページデータの取得を行い、Algoliaに常に最新の状況を保つようにすることでお客様にとって最適な状況を維持します。

2. Adobe Analyticsに接続を行いデータを取得し、Algolia内のデータをリッチにするための外部スクリプトを作成することが可能です。Algoliaのフロントエンドライブラリによって、Algoliaのレコードをかんたんにリッチにすることができます。

3. Algolia InstantSearchには、Adobe Analyticsなどの分析システムに検索データを直接取り込むためのWidgetが含まれています。検索はデバウンスされることにより(押下されたキーではなく、完全なワードだけをキャプチャする)、Adobe Analytics用に設定することが可能です。

データの接続が完了したら、Adobe Analyticsのメトリクスを使用して、検索結果をどのようにランキングするかを戦略的に優先順位付けすることが可能になります。

さらに、それらに加えて、AlgoliaにビルトインされているA/Bテスト機能を活用して、エンゲージメントとコンバージョンのニードルをさらに押し上げていくような方法を計測することも可能ですので、是非、皆様の成果をお聞かせください!

‘Algolia x Adobe Integrations’シリーズの他のブログである、Adobe Experience Manager(AEM)からのAlgoliaへのデータ取り込みによるSearch and DiscoveryAdobe Launch eventsをAlgoliaのPersonalizationに活用する もご覧いただければ幸いです。

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