山本五十六 – 半藤一利

山本五十六 (平凡社ライブラリー739)
半藤 一利
平凡社
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2年前に幕末史昭和史を読んで、
いろいろと考えさせられる部分が多くて、特に太平洋戦争に突入してしまった経緯は、
もうちょい他の観点でもみたいなぁとなんとなく思っていたのですが、
先日本屋で”山本五十六”なんていうドンピシャな分厚い文庫本を発見して、
著者が半藤一利さんだと言うことで、サクっと買ってみたものの、
ものスゴイ情報量だし、同じ日本語とは言え、非常に難読な過去の文献の引用とか、
かなり読むのは大変でした。
 
山本五十六の生い立ちから入るのかと思いきや、
彼が生まれ育った、長岡っていうのはどんなところか?みたいな話からはじまり、
#徳川支持だった長岡藩が戊辰戦争で負けたところから、教育を軸にして復興した
#歴史や、雪国で冬場に溜め込んだ鬱積をはらすような、”いっちょ前”を目指す的な
日露戦争での経験と、大きな組織の中での葛藤や、
よく知られている、米英との戦争は反対だったのに的なところからの、真珠湾攻撃とか、
いや、もうハンパないくらいの情報量で、昔の文献の引用とかも読むの大変でしたが、
鵜呑みにしないとか、組織に流されないとか、自分で情報集めて自分の頭で考えるとか。
かと言って、自分本位なだけではいけないし、自分一人の力ではどうにも出来ない事とか。
まんま普段の自分の生活にも当てはまる事が多いかも知れないなぁなんて思いました。
#特に大企業で働いてる人とかは、そう思うところ多いんじゃないかなぁと。
 
年月が経てば、風化されたり、美化されたりする事ってたくさんあると思うけど、
年月が経った事によって、より冷静に第三者的にってのもあるんだな、とか。
 
にしても、この著者は歴史にifはないけども言わせてもらえば的なのが
チョイチョイ出てくるし、だいぶ偏ったことが書かれてるのかもなとか思う表現が多いですが、
ただそこにあった事実が並べられてるだけに近いものよりは、自分はこういう本が好きです。

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