Ruby on Railsとわたし。

なんで最近自分の中でRailsが熱くなってきてんのかなと思って、
自分自身の考えを整理する意味でも、チョロっとまとめておこうかな、と。
 
■ 2005年くらい
 10分で作る〜的な動画。なんじゃコレわって。
 # rubyonrails.orgにあった動画もう無くなっちゃったのかな?masuidriveさんのにもガッツリロックされました。
 
■ 2006年くらい
 当時はSIerで働いてたんだけど、常駐して一緒のプロジェクトで働いてた仲間(@pastaonly)が本社に戻って
 Ruby on Railsで社内SNSを作りはじめた。はてなで見た事ある機能がイイ感じに実装されてるヤツ。
 # OSSになって@daipresentsがうちの会社に導入してくれました→http://www.openskip.org/
 
 その頃、データベース設計論 T字形ERの勉強会をしてて、彼が “俺ならRailsのActiveRecordを使ってxxにする” と。
 T字形ERの勉強してても、ソレ実装どうすんの?的に思ってた自分としては当時使いこなせなかったHibernateより
 軽量でサクサクやれるActiveRecordの方がイイじゃんって。
 
■ 2007年くらい
 Award on RailsっていうRailsで作ったアプリのコンテストがあって。
 友達にイラスト書いてもらって↓こんなサービス作ったw
 Togetherしようぜ!β (http://together-shi-yo-ze.heroku.com/welcome)
 
 Rails勉強会とかも行くようになって。当時のポジションペーパー↓
 [Ruby]Rails勉強会用ポジションペーパー(http://d.hatena.ne.jp/e_shinohara/20070913)
 ネット企業に転職して業務でRails使うようになったものの、プロジェクトリーダーとして奔走する日々を過ごしていました。
 
■ 2008年くらい
 Rails勉強会に行っても、初心者ではないけれども、上級者向けセッションには全くついていけず、
 勉強会に行かなくなって。業務は完全にJavaな方向になっていき、Rails2は完全にスルー。
 
■ 2009年
 Rubyのシンタックスもほぼ忘れ、カンファレンスとかもノータッチ。
 
■ 2010年
 小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則を読んで完全にヤラれて。
 37シグナルズって言ったら→DHHって言ったら→Railsって事で気にし出すようになって。
 そしたらMerbとジョイントするとか、何やらRails3がパない事になってそうだって噂を耳にして。
 
 夏頃に出たWEB+DB PRESS Vol.58のRails3特集のアツさにヤラれて。
 
 んで、RailsDevCon(http://railsdevcon.jp/)っていうカンファレンスで紹介されてた
 JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイドの著者のBruce Tateさんの
 Effective Teams(http://www.rubyworld-conf.org/ja/archives/2009/program/abstract/a-2/)に完全に持ってかれて。
 
 こりゃもうRailsしかねーだろみたいな雰囲気に自分の中でなってきて。
 
 Screencast(http://rubyonrails.org/screencasts)みたり、Rails for Zombies(http://railsforzombies.org/)やったり、
 Ruby on Rails Tutorial(http://railstutorial.org/)も高いお金出して買って冬休みにガッツリ時間とってみたり。
 # 会社がEnglish-nizationとか言い出して、必死こいて英語勉強してるわけなんですが、
 # そのおかげでRailsの勉強が多少やりやすくて、それはそれで良かったかなとか思ってる今日この頃です。
 
■ 2011年
 Rails技術者認定試験ベータを受験して、自分の浅さを思い知らされた。
 職場は相変わらずJavaだけど、ちょっとしたスクリプトとか可能な限りRubyで書くようにしたり、
 SinatraでWebUIからちょっとした事をホゲホゲ出来るようにしたり。
 でも、全然物足りなくて。最近は本気でRailsガチでやってるトコないかなぁと探したり。
 

今の職場では、@hamburger_kidが構築したHadoopクラスタ使ってウン十億レコードのログの集計とか、
SolrとかRedisとか組み合わせつつ、数千QPSをさばく広告配信サーバー作ったりとか、
それはそれでとてもエキサイティングな事をやらせてもらってるんだけど、
なんでインターネット業界に入ってきたんだっけな?とか思うと、ちょっと違うなって事が多くて。
 
今は、ガッツリ予算とって、人アサインして、筋道立てて、メンバーに仕事を割り当てて、
レビューしながら、最大限のパフォーマンスを発揮してもらいつつ、最後のケツは自分が持つ、
みたいのな感じになってるんだけど。
 
思いついたアイデアをガンガン形にして世の中に出して、
フィードバックをバンバン取り入れていくってのがネット業界のやり方で、
そういうノリに憧れてこの業界入ってきたんじゃなかったっけな?って。
 
アジャイルなやり方で、小さいチームで大きな仕事したいし、
凄腕なhappy programmer達とgreatなsoftwareをbuildしたいです。
 
PythonとかPerlとかでもそういうノリあるんだろうけど、
RubyとかRailsの勉強会とかカンファレンスとか行ったり、社内でMatzの話聞いたりすると、
その界隈のコミュニティの人たちのあったかい感じの雰囲気が随所に垣間見れて、
あー、俺もそんな中で仕事してみてーなーって。
 
今日は夜から遊び行っちゃうからアレだけど、明日からまた勉強しよう。
Rails勉強会も来月からまた行こうかな。
  

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コメント

  1. masuidrive より:

    10分ビデオを見たり、Rails試験を受けて頂いてありがとうございまーす。
    仕事にするのって難しいですけど、いまだと一人でできることも増えたので、Heroku+Rails3あたりで、仕事外でアプリ作るのも楽しいですよ!

  2. shinodogg より:

    コメントいただきありがとうございます!!
    Titaniumも俄然チェックさせていただいております〜〜
    HerokuはGitコマンドでサクサク出来てとてもお手軽ですし、
    ↓楽天のコンテストあるみたいなんでアプリ作ってみようと思います〜w
    http://webservice.rakuten.co.jp/campaign/2011/0125/

  3. […]   2007年10月に今の会社に入ってからも、Ruby on Railsとわたし(http://shinodogg.com/?p=3321)とかって エントリにも書いたように、Ruby on […]

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