小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
ジェイソン フリード デイヴィッド・ハイネマイヤー ハンソン
早川書房
売り上げランキング: 314
おすすめ度の平均: 4.5

4 Small is Beautiful!
5 今後の仕事の仕方に大きく影響を与えるだろう本
4 自分の仕事を濃いものにするためのヒント

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則を読みました。

ここ数カ月の中では、ダントツにグサっとくる一冊でした。
37シグナルズは、日本でもWeb系のエンジニアにとっては、
Ruby on Railsを作ったDHH(実は自分とタメだったりします。。)が働く
会社としても有名だったりするのかなと思います。

また、Getting Real
2年くらい前にとても話題になったし、自分もとても感銘を受けたので、
この本にはかなり期待していたのですが、それ以上のものをもらえた気がします。

とにかくグイグイ本質に迫っていきます。
そして、そのアプローチはとてもシンプル。

たとえば、「時間がない」は言い訳にならない、なんていうところ。
 とにかく数時間捻出してやってみればいい。
 やってみれば、興奮と興味が本物か、一時的な趣味だったのかわかるはず。
 年齢や、忙しさ、金銭面、完璧なタイミングなんてありはしない。

他にも、グッとくることが満載なんだけど、
「睡眠をとろう」っていうところとか。
自分自身、ここ半年くらい早朝に英会話をはじめたり、夜は積極的に社内外問わず
勉強会やカンファレンスに参加するようになってから、
恒常的に睡眠不足に陥っていて、仕事のパフォーマンスだけでなく、
人に優しく接することが出来なかったり、判断が鈍ったりは、実感してたので、
まさかこんな本読んでて指摘されると思ってなかったので。

自分は大企業で働いており、この本で言われていることの
正反対な事を、常日頃から行っている組織にいたりします。
いろいろ考えさせられる一冊でした。

彼らの仕事のプロセスもシンプルなんだと思うのですが、
本書もとてもシンプルで本質に迫る感じで、読むのにそんなに時間かからないし、
別にIT技術を知らないと理解できないような本でもないので、
あらゆるビジネスパーソンにオススメな本かなと思います。

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