フラット化する音楽ビジネスの世界

ちょっと前に“CISCO坂”ってエントリでも書きましたが、
渋谷の宇田川町界隈の様相は、以前と比べてかなり変化してきています。
通ってたレコード屋がなくなっていくのは寂しい気分です。
# かく言う私も全くレコードを買わなくなり、家のターンテーブルはホコリかぶってます。。

昨日たまたまヴァージン・メガ・ストアの撤退 – CHANNEL03 チャンネル・ゼロスリー blogというエントリを読んだ。

『遠くない未来には、音楽はライブの現場でのみ金銭を生み、音楽業界を確立する形になっていく。』

録音技術がなかった時代は、ライブこそが収入源で。
だから”録音”っていう行為にミュージシャンは否定的だったそうだ。
今はその時と反対な事態が起こっていて。

音楽業界の某大手企業で働く大学時代の友達も、
これからは”360度契約”だ、なんて日記に書いていた。
360度契約っていうのはアーティストがレーベルから包括的なキャリアサポートを受ける代わりに、
アルバムの売り上げだけではなく、コンサートや関連商品の販売などから得た収入を
レーベルと分け合う契約なんだそうです。

他にも、そういえば、Ruby Kaigi 2008の時に聞いた
tunecoreの事例とかも、思いっきりコレ系のネタだったなって。
Rubyのカンファレンスだから技術的な話しか出てこなかったけど、(Amazon EC2とか、へーって思った)
ミュージシャンからデジタルデータを受け取って、内容とメタデータを処理して、
iTunesMusicStoreとかAmazonMP3とかに配布するっていう。
なんとも平らな世の中です。

で、そんなこんなを経て、”やっぱライブ重視じゃね?”ってなってったら、
それはそれで歓迎っていうか。やっぱ生が一番ですよねぇ。

にしても、CHANNEL03は、学生時代に一緒に夜遊びしてた仲間の
ブログなんだけど、なぜか最近チェックしてなかったけど。
Q-TIPの新譜が取り上げられたりしてて。俺も買おっと。

ザ・ルネッサンス
ザ・ルネッサンス

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