Seasar Conference 2007 Autumn

Seasar2のカンファレンスに行ってきました。

いんや~刺激的。

最初に聞いたのが、tugboat.GTDの話。
GettingThingsDoneっていうDavid Allenの↓の本の実践ツール。

裏側はSeasarで出来てるけど、表側はAjaxバッリバリ。
是非1度使ってみることをおすすめします。

今後は、AIR版とか、TracとかRedmineとの連携とか、
iPod Touchとか、iGoogleガジェットとか。
とにかく目白押し。目が離せないっす。

次に聞いたのがTeeda
生のHTMLと、POJOで作れるっちゅう優れもの。Ajaxも簡単に扱える。
割と基本的な話が多かったけど、スコープの話とかは興味深かった。
フツウはリクエストとセッションっていうスコープしかないけど、
Teeda独自のスコープを持ってる。
cookieとかhttpのヘッダをいじるときはDIしよう、なんちゅうのは、
Seasarっぽい話だったなと思います。

んでテスト駆動開発の話
前の会社では、俺が新人の頃は、本気でXPに取り組んでたので、
テスト駆動開発って最重要テーマだった。
自動テストがあることでの、勇気って、実践してみなきゃわからないと思う。
xUnitがキャズムを超えた~っていうような話もあったけど、
現場レベルではまだまだだと思っています。
今、自分はRailsで開発してるわけだけど、Railsはテスト機構もイケイケです。

んでもって、何度か飲んだことがある出羽さんのライブコーディング。
なんというか、難しいですね。ライブでやるっていうのは。
開発環境がなかなかゆうこと聞いてくれず。残念でした。
でもWindowsXPなのにVistaっぽくAlt+Tabが出来るってのは、
明日会社行ったら導入しようと思います。

最後ははぶあきひろさんの業界ぶった斬り的な話。
思いっきり腑に落ちました。

90年代前半までは箱が買えなかった。
箱はベンダー独自のAll in Oneでクソ高くて、
小さい会社は箱があるところに人材を派遣することしかできなかった。
90年代中盤からUnixサーバーが出てきてOracle+VBなんていう、
資本金がそんなにない会社でもなんとかやりくりできる時代になった。
が、今はOSSを採用することで、intelアーキテクチャでLAMPなんて言ったら
全然金かからない。

営業とマネージメントと技術が揃ってれば、小さい会社でも元請でやってける。
“サポートはベンダーがやってくれる”とか言ってんじゃねぇ。
技術力があるっていうんだったら、OSSプロダクトのソースくらい嫁。
なんていう話。

自分は受注して仕事するっていうことに煩わしさを感じて、
エンドユーザーの為に自分達で考えて自分達が実装するところ
っていう観点で、ネットサービス会社に転職したけど。
チャネルが1ストップで本気でお客さんのために~なんていう開発だったら、
SIやってもいいのかな、なんて。

どっか他のカンファレンスでも聞けるかなと思って、
ひがやすをさんの話は聞かなかったけど。
ロードマップはやっぱり気になる。。


前の会社のアーキテクチャ設計グループのメンツにも遭遇したり。
前の常駐先のお客さんに遭遇したり。
俺がいなくなってからSeasar使ってて。
思いっきり同業他社なので、”どーですか~?”なんて。

会社うんぬんおいといて、こうやってカンファレンスとかで
会えるのは嬉しいですね。

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