そうやって俺もしょっぱくなっていく

高校の同級生と飲んでて。
何やら、そいつも転職をするとのこと。

なんというか、文系出身のシステム屋として、
俺らはあんまり期待されてなかった部類なんだと思う。

学生時代にITのことを一切学んでいないだけでなく、
大学受験もしてないし。学生時代は遊びほけてただけ。

ITバブルがはじけても、日本の景気事体は上昇傾向にあり、
企業のシステム投資も徐々に増えていく中で、
その企業群から発注されてシステムを構築することを生業としている
SIerにとって、2002年度入社ってのは、なかなか面白いタイミングだったんだと思う。

そんな俺らでさえ、丸5年以上もシステム屋やってると。
いろんな疑問を抱き始めて2~3年っていう、転職には絶妙なタイミング。

結局どこにいったって、理想郷なんてものはあるわけもなく。
自分自身の成長こそが拠り所。そんなところもある。

でも、それを共感できる仲間っていうのはさ、っていう。
ほんと1回現場で一緒に働きてぇなぁっていう。

そんなこんなで、終電にビビって、家に帰るっていう。
別に大した仕事が残ってるわけでもなく、小手先でこなしてるような毎日だけど。
少しでも、今の会社に恩返ししたいな~的な。

新人の頃とか思い出す。
秋頃まではリアルに、StringとIntegerの違いとかよくわかってなかったと思う。
深夜残業や休日出勤をしてまで、そんな俺に本気で説教してくれた先輩や、
こんな案件ばっかりじゃないから、今はとにかく頑張れ!なんて励ましてくれた先輩が、
周りにいたからやってこれた。

大人になるっていうのはそうやって、
自分勝手に、いろいろ背負い込む素振りをみせるというか。
そういうことなんじゃないか、なんて思ったり思わなかったり。

まぁ、これが週末だったら、全然朝まで遊ぶわけだけど。

週末も含めて、背負えるもんがでてきたら、
その時は、マネージャーっていう選択肢も出てくるかもね。

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