2006年11月01日

半年に1度の目標管理面接 a.k.a ボーナスの査定。

もうケチョンケチョン。全然話がかみ合わない。

結局全てはQCD。ひいては金儲け。
そりゃそうだ。慈善事業やってんじゃないんだから。

でも、そればっかだったら、今の会社にいるメリットってなんだろうって。

俺の部署は、今まで、
自分達で要件定義して、
自分達で設計して、
自分達で実装して、
自分達でテストして、
自分達でリリースして、、
ってやってきた。

お客さんからも評価してもらってたし、
やってる自分達もやりがいもってやってきたと思う。
(少なくとも俺は)

それじゃ儲からない。食ってけない。

でかい仕事請けて、でかく海外に発注しよう。
それが向かう方向らしい。

とにかく重厚なプロセスで、
とにかく枯れた実績のある技術で、
とにかく仕様変更は受け付けない?

もしそうやってやってくんだったら、
今までずっと丸投げでやってきた、
大きくて体力のある会社にかないっこない。

見えてこない。
何がしたいのか。どうありたいのか。
じゃぁ、俺が示せ?

日々、トラブルシューティングが仕事の俺にとって、
何個上のランクの議論なんだろう。

いつまでも1プログラマでいさせろ、なんて言ってない。
提案させろ、上流工程からプロジェクトに関わらせろ、
ずっと言ってんのに、状況は一向に変わらない。

俺に何しろって言ってんだかわからない。

大工の棟梁みたいな存在になりたいって。
そんな背景でなりたいって思ったITアーキテクト。

見えない。
5年後、10年後。

結局、
工数がーとか、
納期がーとか、
エイヤーでーとか、
土日でキャッチアップでーとか。
そんなんなんだろうか。

いや、このままでいけば、間違いなく、そんなんだと思う。

ブルックスの人月の神話。
デマルコのピープルウエアやゆとりの法則。
XPやAgile。

自分の中では絵に描いた餅。

って、いつまでも、批判的で受身じゃいけないんだとは思うんです。
転職転職言ってないで。

でもねぇ、と。
なんだかはがゆい面接でした。

ただ、そういうこと考えてた中で1つ思ったことがあって。

SIerっていう立場で仕事をしていくぶんには、
・なんでシステム作るのか?とか
・会社全体の中でのシステムの位置づけとか
・システムを導入したことでの費用対効果とか
すごい見えない。請負った仕事がうまくいけばよくて。
他サブとの連携も、仕様どおりに受渡しができればいい。

それはちょっと寂しいなって。
もっと、客寄りで。
そうありたいなぁって。

ビジネスコンサルタントでもなく、
ERPのコンサルタントでもなく、
ITコンサルタント。

益々、そんな先輩、うちの会社でみたことない。。

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