2006年03月27日

就職活動中の大学生にまぎれて、僕も転職活動。

早めに家を出て、新宿中央公園の桜を堪能してから、
丸の内線で霞ヶ関へ。

スタバでWeb進化論を読んで暇をつぶす。

転職エージェントの人に会う。
たぶん40歳とかだと思うけど、年とっても
キレーな人っているんだなぁって感じの人。
もし自分が結婚したとしたら、こういう風にあって
欲しいなぁなんて思いました。

今日紹介してもらう会社の事は既に知っていて、
実は知り合いがその会社にで働いてるんです。なんてことを話す。

そりゃ話早いわみたいなリアクションをされて、
いきなり具体的な話になる。求人内容はこんな感じで、
シノハラさんにの志向に非常にマッチしてる、と。
んでもって、ある程度少数精鋭で応募の倍率は10倍以上。
でもシノハラさんなら自信を持っておすすめできる、
年収に関しても、ご満足いただける額をご提示できる、
とかおだてられる。

いろいろ質問する。

その会社はできてまだ10年に全然満たない。
明らかに設立当初と赴きが変わってきてる。
(昔はもっとテクノロジーにフォーカスを当ててたと思う)
5年後、10年後って何狙ってるんですかね?とか

個人商店みたいな印象が強いんだけど、その辺どうですかね?とか

あと、一番気になってるのは、
その会社はプライムでしか仕事うけなくて、
かつ難しい案件に飛び込んでるから、
失敗したときの担保というか、リスクヘッジはどうなってるのか?とか。
(ちなみに今一緒に案件やってる某データさんはそこが強みだそうで。
2〜3個コケてもビクともしない。。)

その辺はちょっと良くわからないので、今週社長に会う機会があるから、
聞いておきます〜って。
(そうか〜、いろんな会社のお偉いさんとかとも会ったりしてるんだなぁとか思う)

いろいろ話してるうちに、自分で自分の考えがドンドンまとまってきてしまう。

火消屋、便利屋みたいのがイヤなんですよ。
→火消ができない奴が、便利屋的な仕事できない奴が、
 上流工程で何ができんのよ?偉そうな事言ってんじゃねぇ
 そんな甘くないでしょうが、と。

10年後にああいう風になりたいなぁっていう上司がいないんですよ。
→5年後ああなりたいって人はいるんだよね?
 だったら、自分がそうなってからでも転職は遅くなくない?

今の案件を中途半端なとこでほっぽらかせないですよ。
→(その姿勢はどこに行っても絶対評価ますよとか言われて)
 そりゃそうだよなー、俺が客だったら途中で抜けられたらムカつくもんなー
 やっぱりタイミング重要。

んで、将来何やりたいの?なんて話になる。

ゼロベースで考えた。でも、自然に口からポロっとでてきた。

“誰もが知ってる有名企業のCIOですかね。”

俺ってミーハーだなぁーって自分が自分で恥ずかしくなってきた。

そしたら、真面目な顔してこんなんどう?みたいな提案をされる。

あと2〜3年はアーキテクチャを担当して、
それから、テクニカルな知識を持つコンサルタントとして
CIO補佐みたいな役割をこなす。
(紹介してもらった会社は経営をシステムのギャップを〜なんていう趣の会社)
それから大企業のシステム部になんていうのはどうですか?みたいな。

頭の中で整理する。
20代はひたすらアーキテクチャ追っかける。火を消す。便利業をマスターする。
30代前半はコンサルタントとして、走り続ける。
30代後半で大企業のシステム部に転職する。
そっからは島耕作バリに登りつめる。

後から振り返ると、恥ずかしくなってくるが、
その時は”コレだ!”って思った。

他のSIerの話や、コンサルティングファームの話や、
業界の話をいろいろ聞かせてもらう。

あとはアーキテクトってキーワードでDBを検索してもらったりする。
うちの会社はひっかからない。。

あー、ここねー、とか。
あーここどうですか?
お給料はあまり高くはないですねーとか。

個人的に大きな収穫があった。
1時間ちょっとっていう短い時間だけど、
自分が何やりたい?とか、どうしたい?とかって
なかなか家とか会社とかで一人で考えても具象化してこない。

こうやって人と会って話すことが大事なんだなぁって思いました。
なんというか、客観的な目線で質問とかしてもらえるので、
己を知ることができたような気がします。

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