罪と音楽 – 小室哲哉

罪と音楽
罪と音楽

posted with amazlet at 09.09.22
小室 哲哉
幻冬舎
売り上げランキング: 76
おすすめ度の平均: 4.0

4 ファンなら読んでおくべき一冊
4 かつてファンだった人にも何か感じさせうる本
3 レコード会社って
5 「あのとき」何を考えていたのか
5 将来への希望を感じさせる

罪と音楽を読みました。

渾身の書き下ろしエッセイっていうのは、こういうことを言うんでしょうね。
内容もとても濃いですが、さすが作詞家だけあって、
流れるように文章が流れていきます。

音楽業界で食っていきたいとか、
歌手を目指してるとか、
そういう人は読んでおくべきなのかもしれないです。

彼オリジナルな視点で、細かい事までロジカルに分析されていて。

この人もまた、思いっきりプロフェッショナル。
なんだけど、ここまで行くと、人間のキャパとかってのは、
そこまででかくないわけなので。

また、彼が50歳というのも驚きで。

若々しいとか、そういう類いではないけれども、
音楽と、POPミュージックと向き合ってると、
こんな風にいられるんだなぁ的な。

平成生まれの人にとって、小室哲哉がどういう存在なのかは分からないけど、
今後も頑張っていただきたいな、と思います。


個人的には、小室ファミリーみたいのが、嫌いで。
J-POPの、好きだ嫌いだ、みたいの聴いても感情が揺さぶられず。

そんなこんなでHIPHOPとかって感じだったわけです。
アナログレコードでベースブリブリな。

ただ、この歳になると、世の中の事もいろいろ分かってきたりして。
この本の中でも触れられてる、小室の50曲分の新譜は非常に気になります。


午前中に読んだBボーイサラリーマンに引き続き、
ここでもMAX松浦の男前っぷりが。

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