文藝春秋
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消滅はしないが
マスメディア 消滅のお知らせ
ネット時代のメディアの有り方を示唆していて有益
タイトルに中身が負けている
報道という媒体における、広告費の意味がかわった
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)を読みました。
ものすごい勢いで”マス”をズッバズバ斬っていきます。
そーこまででもないんじゃない?とか思ったりもしますが。
実際、気悪くする人とかもいるんじゃないかな、とか。
自分が就職活動してた頃とか、大手マスコミなんて本当に狭き門で、
すげーヤツが行くっていう印象だったし。
ただ、ロジカルで且つ、短い文章で、明解に言い切っているので、
腹落ちしてしまう部分も多く。
コンテンツ/コンテナ/コンベア っていう区分けが何度も出てきますが、
この本でのキラーコンテンツというか、理解度を増幅させます。
ただ、自分も、テレビはほとんど観ないし、
ハードディスクレコーダーに溜めたヤツもCMなんて観ないし、
ライフスタイルそのものが以前と変わっていることは確かで。
あんまり意識してないけど、ガラっと変わってるんだなって。
法律が変わって、マスメディアの利権が解体されてったら、
どんな風になるのかなってのはワクワクするところはあるけど、
しかし、これからどうなっていっちゃうんだろうなって思うところもある。
昔は、コレってのが決まってたから、それに乗っかってればいい的な感じだったと思うけど。
公務員になったヤツだって落ち着いた暮らしがしたかったからなんだろうし。
自分はそういう、人と同じとかが嫌だから、斜に構えて暮らしてたきたような
とこがあるんですが、そもそも世の中、コレってのがなくなって、
多種多様になってったら、どうなっちゃうんでしょうね。普遍的な倫理観とか。
って、そんな事言い出したら、俺も終わりだなw
あとがきの一番最後は、とても寂しくなりました。
俺がやってるネットビジネスだって、どんどん進化していくものだから、
いつまでも同じとこにアグラ書いてらんねぇよなってのもあるけど、
それにしても、もし、自分がこの立場だったら、、、って思うと、儚いです。
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