Algolia communityでアナウンスされておりますように、AlgoliaのVue.js用のライブラリであるVue InstantSearchのバージョン3がリリースされました。
今回のVue InstantSearchのバージョン3では主に3つのより良い機能を備えています:
Federated search
(初期のバージョンのVue InstantSearchをご利用いただいていた方は覚えていらっしゃるかもしれませんが) ais-index というウィジェットが追加されています。このウィジェットを使うと、複数のインデックスからそれぞれクエリやフィルタを使ってリクエストされた結果である hits をまとめて一度に取得することができます。
Smaller bundle size
algoliasearch-helper はここのところ大幅にサイズがスリム化されていますが、それにともない20%バンドルサイズを小さくすることができ、gzipで60->48kBになっています。
Better server-side rendering
このバージョン以前におけるVueのserver-sideレンダリングでは、該当するページにおけるvalidな検索パラメータを渡す必要がありましたが、この度、その厄介ごとが解決されました。新しい findResultsState は、Vue component treeから直接参照することができるようになったため、パラメータが必要なくなりました。このことにより、クライアント側とサーバー側で重複したルーティングのロジックを持つ必要がなくなりました。これによってAPIが大きく変更されていますので、詳しくはupgrade guideを参照いただければと思います。
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Vue InstantSearchを最新版に移行するための最も重要なリソースはAlgoliaのドキュメントに記載されているガイドになりますので、是非ご覧ください。
コチラのリリースに関するLikeやCommentなどはAlgolia Communityのページまでどうぞ🚀
Vue InstantSearch 3.0.0に、マイナーな不具合が見つかっています。サーバーサイドレンダリングをする/しないに関わらず、vue-server-rendererを依存ライブラリに含めなければならなくなってしまっているというミスですが、こちらは3.0.2で既に解決されております。
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