Microsoft Azureの勉強会に行ってきました@Microsoft

1年以上前に携われそうになったプロジェクトでMicrosoft Azureを使うかもしれないって事で、
本1冊買って勉強して、当時は新宿にあったMicrosoftさんのオフィスに伺ったりしたのですが、
結局そのプロジェクトに参加することは出来ませんでした。
 
今、サンフランシスコに出張中なわけですが、ちょうど同じフロアの隣のシマの人たちが
上記のプロジェクトの人たちで、飲みいったり、仲良くさせてもらってて、
自分もつけいる隙がないかうかがってるところに、ちょうど良さげなMeetupを見つけたので
行ってみることにしました↓
Azure for Developers featuring Microsoft MVP Robin Shahan
 
■ 会場
MicrosoftのSan FranciscoオフィスはMarketストリートという一番栄えている通りの
Powelっていうど真ん中的な駅のデパートに隣接されたビルの中に入っています。

 
■ AppDynamicsさんのデモ
今回のMeetupのスポンサーはAppDynamicsさんという
アプリケーションのパフォーマンスとかを計測するソフトウエアの会社。
 
こんな感じだよーって短いデモでした。

30日FREEの評価版があるらしいです。
でもってActively Hiringですよー、と。
詳細はこちら→http://www.appdynamics.com/
 
今回はこの会社さんがピザのスポンサー。Tシャツもあるよーと。
帰り際に一枚いただいてきました。

 
こういう勉強会にスポンサーして人募集とかってスタイルが日本でも定着すればイイのになーって
思ったりします。あてずっぽうに転職コンサルタントとか、企業の人事部の人がメールバンバン送るより
こっちの方がよっぽど効率いいだろうに、と。
 
■ Azure for Developers
今日のメインセッション。GoldMailというところの女性エンジニアの方。
サービスそのものの説明はあまりなかったのですがググってみたら、
↓のとても分かりやすいYoutubeビデオが出てきました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=fDc4gPLe6u8&w=420&h=315]
この裏側でAzureが動いてるぜぃって事なんですかね。なかなか良さげです。
この女性がマイクロソフトからMVPとして選ばれたっていう事で、今回の講演に繋がった、と。

彼女はhttp://robindotnet.wordpress.com/というブログもやっててAzureネタ満載です。
 
Overview的な話で、WebRoleとかWorkerRoleとかBlobとかQueueとかTable Storageとか
ズダーっと話があった後にちょいちょい中身にフォーカスした話に移ります。
 
– SQL Azure
SQL Serverと似てるけどDiskへのアクセスに制限があるよーとか、
cloudの内からも外からもアクセスできるーとか、50GBの制限あるよとか、
アプリ側でRetryのコード書かなきゃダメよって。
なんかデータがサーバーを移動してーってのがあるから、
コネクションを張り直さないといけないらしい。気をつけるところ。
 
– なんでAzure?
インフラの面倒みたくない。(IaaSのAmazonに比べてMicrosoftがイロイロやってくれる)
スタートアップには Pay as you grow がイイね、と。お金の節約。
 
■ Azureのデモ
スライドを使ってるの説明はそこそに、GUIツールとソースコードを使った
解説的なデモがはじまります。こういうノリは個人的に大好きです。
英語分からなくてもソースとかコンフィギュレーションのファイルとか見れば大体わかるから。
 
– SQL Server Management Studio
よくありそうなツールですが、QuickSilverのテクノロジ使ってるらしく、
動きも軽快でナイスそうな感じでした。
デモではFireWallのRuleをIPアドレスでーなんていう。
 
– SQL Azure Migration Wizard
特にコレは!ってのは無かったけど、Microsoft OneNoteにとても素敵そうなメモが
ゴッソリ書いてあって、そこからコピペでー的な。便利そうだなぁとw
 
– Web Role
Diagnosticを仕込んでやるとー的なコードの紹介から。
なんかイロイロやらなきゃいかんのねぇっていう印象w
でもって、裏側のサービスと繋ぐためにコンフィギュレーションの値を取ってきて
ホゲホゲするわけなんですが、結構ソレ系のコード長いなぁとか。
また、上記でコネクションが切れるからリトライみたいな話がありましたが、
普通にtry-catchの中に、SqlExceptionがおこったときにThread.Sleepして
リトライするコードがゴソって書かれてたりとか、
try-catchがネストしてる中にif文があったりしてコード見づらくね?とか。。
 
さらにデプロイしようとしたらデモがうまくいきませんと。。あるあるですね。。
なんかイジってデプロイしなおしたら403になって、
さらになんかConfigのXMLを書き換えたら404が出たり。
みんなあーじゃねこうじゃね言ってるけど、なかなかうまくいかず。
とりあえずサービスを再起動すんべよみたいな感じになりましたがダメでした。。
 
気を取り直してストレージにストアするデモ。
キューとこんな感じで接続してーと。ContainerとかBlob Storageを最近会社で
チョロっと使ってるので割とスムーズに理解できました。
 
– Worker Role
Blog Storageに突っ込むWorker側のコードはとても簡単。
こうやってGetしてWriteするだけよん的な。
 
でもって、WebとWorkerを繋げてBlob Strageに突っ込むデモがありつつ、
Cloud Storage Studioってのがあって、実際にBlob Storageに突っ込まれた
データがサクサクみれるのね、と。
会社では普通にWebブラウザ経由で入ったか見たりしてるのですが、
こっちの方が全然よさげです。
 
最後にチョロっとAzure Tableの話になって、Partition KeyとRow Keyがどうのこうのー、と。
ほんとはその辺ガッツリ聞きたかったんですけどね。。
 
– Azure Diagnostics Manager
イベントとかプロセスとかログとかがGUIでいい感じにみれる。
ヘッダ、ディテール構造になってるのでナイスやね。
でも、バージョン上げるともっといいよみたいなコメントが会場から出てきたりして。
Azure周りは開発も活発なんだろうなってのをうかがわせるような感じでした。
 

話の内容自体はAzure本を一冊読んじゃえば、って感じでしたが、
こうやってプレゼンのスライドはチャチャっと終わらせて、
コードベースであれこれ説明してくれるのってオイシイな、と。
 
また、ボケーっと眺めてただけだけど、Testingとか含めてEclipseになれたJava屋ならC# .NETいけそうな
気がしてきた今日この頃です。その辺の手ごたえ掴めたのが今日は一番よかったかなw
#JavaScriptの変数のスコープが曖昧なのとか憧れるけども、やっぱりこの手の固いのは馴染みがある。
 
でもって、こないだディナーさせていただいた10genのSridharさんにお会いました。
MongoDBリュック&MongoDBのジャージみたいのきてたけど、TシャツはバッチリVMwareのでしたw
彼は元マイクロソフトで、今はMongoDBのWindows用のドライバを作ってるエンジニアですが、
MacBook ProにWindowsを動かしてたのがなんか印象的でした。自分もそれやりたい。。
 
そんなこんなでAzureキャップもらって帰ってきましたよ、と。

 

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