青春出版社
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やはり、最後は《運》ですね。
愉快痛快
人のやらないことをやる達人!
生き方の参考になります
仕事は戦争、演じる舞台。
カネは後からついてくる!を読みました。
著者の岡野さんは向島の5人の町工場(岡野工業)の経営者。
岡野工業はその高い技術力が評価されNASAから発注受けたり、
小泉総理が工場見学しにきたりっていう。
当然、技術力はピカイチなわけだけど、それだけじゃない。
レペゼン玉の井ってことで、歓楽街独特の暮らしの中から、
技術者だからとか、経営者だからとか、xxだからとか関係の無い、
人としてっていう、底の部分を培ったので、度胸もすわってるし、
ココって時の迫力もすげぇんだろうなって思う。
お金とか、大企業に属することでのメンツとか、
そんなちっぽけな事にすがってんじゃねぇって話しで。
でっかく儲けたかったら、小さい事に囚われず腹括れっていう、
言われてみれば、そりゃそうだよなっていう腹落ちの連続でした。
そして何よりもグッときたのは、大切なのは”人”なんだよっていう。
いくらIT技術でコミュニケーションがうんたらかんたらいったって、
結局は人なんだから、お世話になった人には最大限尽くさなきゃいけないし、
礼儀はモチロンの事、気遣いとか、自分の中で抜け落ちちゃってるな
ってところがグサグサきました。
最近流行ってるようなビジネス書とか読んでると、
割と自分やれてること多いななんて思う節があるのだけど、
この本ほど、もっと精進しなきゃなって思った本無いです。
ただ、みんな(いや、男性に偏るのかなぁ)、心の底では、
そういうの大事だって分かってるんだと思うんですよね。
とにかく若いうちは、いろんな遊びしとけよ、とかね。
カツマ本になんかサブイな印象を抱き始めたら、この本チョーオススメです。
女性の方はこういう語り口調が苦手な人もいるかも知れませんが、
自分は陰険な感じのネクタイしめたサラリーマンよりも、
職人さんとかの方がカラっとしてていいなって思ってたような感じなので、
俄然アツイっていうか。
自分で勝手に殻作って、小さくまとまっちゃイカンよなって思わせてくれる一冊でした。
#女性の方の書評が見てみたいなぁ。
コメント
[…] なんつーか↓こっちの方が100倍カッコよく自分には見えます。 カネは後からついてくる! 世界一の職人が教える仕事の哲学 – 岡野 雅行 […]