リファクタリング・ウェットウェア ― 達人プログラマーの思考法と学習法

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
Andy Hunt
オライリージャパン
売り上げランキング: 11363
おすすめ度の平均: 4.0

4 この手の本に食傷された方に…
4 学ぶための遊び
5 全ての学習者が読んで実践するための本
4 まとめ本

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法を読みました。

振り返ってみると、ここ1〜2年、ビジネス書みたいのばかり読んでいて、
技術書をあんまり読んでいないな、と。

とにかくいつも仕事にまくし立てられていて、
受託でやってた時のように、数週間タスクがなくて暇なんていう状態が
あり得ない事に起因してるのかななんて思ったりします。

そこで、手にとったのが、この本。
ウェットウエアってのは脳みその事を指してるんだけど、
達人プログラマたるもの、そいつをどう扱うのか?っていう本です。
# ブラックスワンの話しとかも出てきたりします。

全然技術技術しているわけではないけど、端々でエンジニア稼業をしている人には
ムフフって思えてしまう記述が目についたりします。

・ドレイファスモデル的には、自分が今どんくらいにいて、
・自分の役割として、ただ命令に従ってちゃいかんなぁとか、
・脳みそは線形なLモードと、非線形なRモードがあって、
・両方をうまいこと使わないといけない。
・Rモードを呼び出すために手書きのメモを〜とか。

でも、まぁ、一番グッとくるのは、最後の方の働き方の話しで。
昔読んだトムデマルコのピープルウエアとかと似たような。

・メールや電話や割り込みとの向き合い方とか
・いかに集中ができる環境を作るかとか
・アウトプットの考え方とか

何年も前から、その通りだなって思ってる事が全然やれてない。
会社うんねんで愚痴をこぼしてる前に、何度も本を読み返して、
そういう振る舞いができるように。

にしても、2009年の年末に、とても素敵な本にめぐりあえたなと思っています。

大掃除を兼ねて、今後頻繁に読み返すか否かで棚を分けようと思っているのですが、
確実に頻繁に読み返す事になる一冊になりそうです。


最近、改めて↓をもう一回読もうかなぁと思っています。

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道
アンドリュー ハント デビッド トーマス
ピアソンエデュケーション
売り上げランキング: 21990
おすすめ度の平均: 4.5

3 訳注が親切
5 一流プログラマーになりたい人は必読の本です
5 伝える事柄と伝える方法は車の両輪
4 素人から玄人への道
4 知らないと恥ずかしい

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