大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清を読みました。
実は、そんなに是清、是清してるわけではなくて、
高橋是清が生きた時代の経済的な観点からの世相っていうか。
グローバル経済って当時はこんな感じだったのねっていうのと、
農村部が疲弊して、格差社会になって、軍が台頭して~っていう、
幕末史(幕末史 – 半藤一利 | shinodogg.com) とか 昭和史(昭和史 – 半藤一利)とあわせて読みたいって感じ。
にしても、今も、昔も、グローバル経済って、”コレ”なんてもんはなくて。
そんなに変わらないんじゃないかなとか。
そりゃもちろんITで情報とか、処理とかは、全然違うんでしょうけど。
高橋是清も、できるだけ政府は小さく、バラまきはせずに、地方に裁量権を持たせて。
でも、それがなかなか理解してもらえずに。
増税しても、軍にもってかれちゃうだけだから、とか、、
満州は外国であってとか、とか、、
こうやって何十年も経ってから、本読むと、そうですよね~って思うけど。
実際に、自分がその時勢に生きてたら、どう思ってたのかなんて分からないし。
ただ、改めて思うのは、極端な貧しさとか、格差社会とかは、
危ない方向に進みやすい状況である、と。
普段から、お給料の事とか、いろんなことを、自分本位にしか考えてないけど、
もうちょっと考えないといかんなぁとか思ったりします。
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