構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌を読みました。
さらば財務省!も読んでたし、
竹中式マトリクス勉強法も読んでたので、
大体、書いてあるだろうことは理解してたつもりでした。
が、竹中氏自らが言う”昆虫学者が昆虫になったようなものだ”って例えが、
クゥーって思えてしまうような、そこら辺の偉そうな口しか叩かないような評論家には書けないと思います。
市場経済ラブな学者が欧米の理論を振りかざして、
わけわかんないことをして、日本を混乱に陥れようとしている~
竹中氏のことを非難するコメンテーターとかは、
確かにそんなノリだったよなとか、当時を振り返ると思います。
が、この本を読んでいて、実際はストレートに、ブレずに、
言われてみれば、当たり前のような状況を作るために頑張ってたんだなって。
そして何よりも、小泉首相が熱すぎる。本出さないのかあ。
リーダーシップとか、決断とか。
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もし、自分が既得権益を持っていたら、
それにしがみつくために、必死になってしまうのも、分かるような気がする。
自分だって、4年制の大学を卒業したり、大企業に就職したり、
そういうのは、保険的な部分が大きかったわけだし。
でも、そうじゃなくて、いくつになっても前のめりに
攻め続けられるような、どうやったら、そういうメンタリティに自分を
もってけるかなってのを、ちょっと考えていきたいと思った今日この頃です。
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