ラッキースターの探し方を読みました。
先日、蜷川実花展@オペラシティに行ってきたのですが、
その時に物販してたので、買ってきた本。
Steve Jobsのスタンフォード大学の卒業式でした有名なスピーチがあるけど、
それを見た時と同じような印象っていうか。
# Stay Hungry, Stay Foolish.って感じ。
彼女は自分がヤリテーって思ったことを、自分の心の声に正直に。
かなりのブッチャケ話的な口調で淡々と語られてるけど、
ポジティブなバイブスに溢れてて。
蜷川幸雄っていう有名な演出家の家に生まれたってのもあるんだろうけど、
だからどうのっていうよりは、他と同じじゃなくて、自分らしさを大切にしてて。
でも、それだけじゃなくって、過去の自分に縛られないっていうか。
そういう親の育て方もすげぇなって思うけど。
# まぁ、俺も自分の親に将来についてとやかく言われたことなかったけど・・・
自分の場合は、社会人7年目にもなって、ずっとソフトウエアの開発なんかしてると、
ある程度までいったら、自分の勝ちパターンみたいなのがいろんなとこに
出てきて、そこに載せちゃおうって、そういう方向にもってってしまう。
プログラミングしてたってそうだ。定石とかそういうのに。
でもさ、それじゃやっぱつまんねぇじゃんって思ったりします。
個性とか、自分らしさとか、突っ走るとか。
別に全く説教じみてないけど、自分に根拠のない(?)自信を持って、
突き進む彼女の語り草には、憧れと、俺だってって思うところが共存するような。
正直、この内容で1300円は高いよなって思うけど。
# 実際、読むのは1時間ちょっとくらいしかかからないです。
やりたいこと見つけて、突っ走るのが一番だぜっていう当たり前のことを、
サラリーマンっていうオブラートに包んで、居酒屋で面倒なことを酒に流して
自分自身を押し殺しちゃってるのかも、とか思ってる人がいたら、
一読の価値はあるのかなと。
↓映画も撮ったらしいんだけど。観てみたいっすね。世界観的なとこが気になる。
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