2007年02月11日

朝っぱらから、久しぶりの肉体労働。

家を建て直すまでの間(実はまだ契約してないらしいけど・・)は
半年近く近所のマンションで暮らすらしく。引越し作業。

マンション自体はすぐそば。
車で2〜3分。歩いても7〜8分くらいか。

何往復したかわからないけど、相当頑張りました。

で、日曜日なので徹底トレーニング英会話ビジネス英会話の再放送。
両方合わせて1時間半。結構疲れました。
というか、自分の英語力のなさに落胆します。。

で、昼飯食ってから、今度はいらない家具の解体作業。

廃品回収に出すと、いい金取られるらしく、
1メートル四方以内にすれば、普通に燃えるゴミで出せるらしい。

中学生の頃から愛用していた机をぶっ壊して
ノコギリで切って、ビニールテープでまとめる。

俺の部屋からは、ほぼ全てのものがなくなった。

晩飯までの間に、シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土を読む。

もう、なんかビリビリくる。
あと3年で30歳になる。
これから先どう過ごすか。たまにそんなこと考える。

工数とスケジュールの管理だけして、
マネージャーとして過ごすか?

いやいや、そんなのはまっぴらごめんだぜ。そんなこと。
やっぱ走ってたいよなぁと思うわけで。

94年〜01年にかけての、激動のシリコンバレーを駆け抜けた
というか、そこを舞台にビジネスしてきた梅田氏の文書からは
興奮しながら30代後半を過ごしたことに対する臨場感が伝わってきて。

でも、この本で一番印象に残ったのは以下の部分。


私は十三歳の時にプログラムを書き始め、コンピュータ科学を専攻したが、
二十三歳の時に「自らの才能のなさ」に気づきプログラムを書くのをやめた。
「大好きなプログラミングという作業を、朝から晩まで誰からもジャマさされずにやっていたい」
と心から思っている人たちからしか、素晴らしいソフトウエアは生まれない
このことを思い知ったからだった。

自分のスキルもナードやギークといった存在からはほど遠い。
SIerっていう枯れた技術を扱うところで、
たまたま他の人より、その志向が少し強かっただけ。
休みの日に、朝から晩までゴリゴリやってるかっていうと、
そうではない。

どちらかといえば、”ソフトウエア”っていう観点よりも、
いかにお客さんの業務を効率よく、とか。
プログラミングという作業に関しても、
いかに各開発者が一定の品質保てるような生産方式、とか。

いろいろ考えてしまいます。

ただ、認識しておかなければいけない一番大事なことは
梅田氏がビジネスの基盤にしている”IT業界”(Amazon,Google,,,)と、
自分が今、身を投じている”SI業界”(EDS,NTTデータ,,)とは違うということ。

SIをやってる中でのITアーキテクトって、
ナードやギークとは全く赴きが異なると思う。

ボケーっとSEやってると、”自分はIT系なんだろうなぁ”
なんて思ったりするけど、そうではない。

それを踏まえた上で考えなきゃなぁと。

結婚もしてないし、まだ若いんだから、
IT業界につっこんでもいいのでは?って思うんだけど、
でも、IT業界の主役はあくまでもナードやギーク。

・・・。また振り出しに戻っちゃった。

そんなこんなで家族で晩飯。
(ほんとは地元の友達に連絡して飲みいこうかと思ったけど、疲れたのでやめた。)
最近年なのか、おやじが晩飯の時にビールを飲まなくなった。
しょっぱなから焼酎お湯割り。飲む量は相変わらず多いですけど。

風呂入ってから、こたつでDBマガジン3月号を読む。
特集記事を書いてるのが、転職した1個上の先輩だった。

本当に優秀な技術者で。今でもたまに一緒にフットサルしたりする。
こういう先輩がボンボンいなくなっていくのって
ほんとに寂しいことだよなぁと思う。

俺が新人の頃は、業界自体にJavaでWebアプリができる人
なんていうのがそんなにいなかったから、(Eclipseとかもなかったし)
内作(下請に発注しないで、自分達で作る事)ってアリだったと思うけど、
最近は。。

4月に本社戻っても、楽しく仕事できるのかなぁって。
そんなこと考えながら。

部屋から暖房がなくなったので、フトンに入るしかなく、
そのまま早めに就寝。

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