プログラマー現役続行 | 柴田芳樹

プログラマー現役続行 (技評SE新書)を読みました。

めちゃめちゃ響きました。

本の中身は読めばわかることなので、自分の事と照らしあわせて。
# そんなに甘かねぇ。やるべきことやりなさいって書いてあります。
# 2時間くらいあれば読めるかと思います

自分は、今、29歳。
大学は法学部だったので、ソフトウエア開発のことなど、
何一つ学んでいない状態でエンジニアになりました。

良く言えば、現場叩き上げで。
残業と気合いと根性でなんとかやってきました。

常にGoogle先生にお世話になりながら、
動いたっていう事実駆動開発的なことをしてきました。

上司を説得する時にも、とにかく強引に何がなんでもリリースして、
なんかあったら徹夜でもなんでもしてやりきります、みたいな。

それで、実績も積んで、評価もしてもらえていて、中途半端な自信というか。
シニアなんちゃらとか、なんちゃらリーダーとか。
なんか、あぐらをかいちゃってねぇか？俺、と。

で、じゃあ、データ構造とアルゴリズムについてどんだけ語れるの？
とかいったらさ。。

基礎的な勉強って言ったら、基本情報と、ソフ開の資格取った時くらいだ。
会社の新人研修はJavaの座学と実習があったけど、
わからな過ぎて全くついていけなかった。

なんとかしなきゃって、Oracle、XML、UMLとかも取ったけど、
それも1年以上前に転職した前の会社にいたときの話。

ここんとこ、全然勉強してねぇじゃん、って。
読んでる本だって、技術書の割合は大幅に減って。

お前は何がしたくて、どこに軸足おいてサラリーマンやってくんだ？
って聞かれたら、やっぱり技術。
現役バリバリの技術者でいたければ、とにかく学習が重要で。

会社の業務がどうだとか、残業がどうだとか、いちいち言い訳してらんない。

この本で、特に心に残ったのは、早起きと英語。

前に早起きして会社で読んだ本がある。RESTful Webサービスという本。
夜は何かと残業したり飲み会したり用事が入ってしまうので、だったら、と思って早起きしました。
でも、昼間眠くて業務に支障が出てしまいやめてしまって。
でも、もっかい、早起きはじめようと思います。
習慣にしてしまえば、ものすごくでかいリターンを得られるような気がするので。
# 短期的には眠気で損するようなことがあっても。

そういえば、PofEAAの和書の訳がひどいから、洋書で読もうとか
してたのいつだったっか？

エンジニアたるもの、洋書も読めなきゃいけません。

にしても、プログラマ続けるのって大変ですね。
でも、好きでやってんだから、いいんじゃないかと思えたところに、
いくつになっても頑張ろうかなって思えて、前向きになれました。

基礎から叩上げようと、本の中でも紹介されてた↓を注文しました。