ザ・コーポレーション

ザ・コーポレーションを観ました。

これは強烈でした。

ナイキの途上国の工場は売価の0.3パーセントのコストで作ってて、
他のメーカーも似たようなことをやっていて、
そこでは労働者搾取が横行し、未成年の少年少女が働かされていたり。

ボリビアで水が企業に牛耳られ、庶民の生活が圧迫され暴動が起こったり。

ナチスの強制収容所で用いられたシステム(ユダヤ人管理システムとでも言うのか)は
IBMが完全オーダーメイドを作ったもので、月に1回メンテナンスしていた、とか。

湾岸戦争で石油価格が跳ね上がったとき、
テロの影響で金の値段が上がったとき、
金>人道 な ディーラーとか。

とにかく、企業ってのは金のためなら、なんでもやるんだ的な。

非常にヘビーな内容が約2時間延々と続きます。
観終わった後は結構疲れました。

人として恥ずかしくない仕事とか、振る舞いとか。

変な方向に転がっていっちゃわないようにしておかないと、
この作品に出てくるような大企業の偉い人なんかは、
人格的にどうだ、とかっていうよりも、利益を追い求めている組織において、
それを達成するならなんでもヤルっていうメンタリティになってしまった結果。

んー、大企業ってのは、どうなんだろうなぁと。。

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