去年の夏にカナダから帰ってきてから、AtlassianのStashでGitな開発をしているのですが、
最近、アサインされたプロジェクトがSubversionでテンション下がったので、
git-svnでチェックアウトしてきて(Windowsマシンでgit svnを使ってみる | shinodogg.com)
Stashに突っ込んだりしてるのですが、他の会社の人たちはどーしてるのかなー?って事で、
はじめてテックヒルズ(第5回テックヒルズ『Go to Git !』~さらばSVN~)に参加してみました。ハッシュタグは #techhils
#java-jaのキャンセル待ちが繰り上がらなさそうだったって話もある。。
会場は六本木ヒルズの49階のアカデミーヒルズ。
19時ちょっと過ぎについたら、満員御礼的な感じで机がる席に座ることはできませんでした。
■ GREE 大場さん
・バージョン管理システムの変遷
SCCS。Unixの初期バージョンに付属。ベル研究所で。
Solarisには今でもついてて、Oracleのサイトにマニュアルもある。
バージョン管理っていう概念。
↓
RCS。SCCSを踏襲。バイナリファイルのサポート。
ロックするとかってのがチームでやるには痛い。
↓
CVS。時間や場所をこえて。
↓
Subversion。better CVS。
↓
git。ブランチを使った並行開発が実用的に。
・GREEの話
2004年とか
社長が分散管理していた。サーバー毎に入ってるアプリが違ったりw
2005年
藤本さんがSubversion導入
2010年
Gitに移行
2012年
Github Enterprise
■ ドリコムの大仲さん
マジカルsvn..。トランクで普段やって、stagingにもってって、最後はリリースブランチ。
チェリーピックして〜
pull request主導のチケット駆動開発したい。svnには障壁が多い。。
知の高速道路。巨人の肩に乗る。
・リポジトリブラウザ
github, bitbucket, gitlab,,,
・TiDD
ブランチ切るコストが低い
・意識改革
diff読んでマージっていう流れ
pull request投げてrejectされてもイイかな的な。障壁下げる
・ドリコム内ではgitlabを使用
・既存の数年間的なシステムは?
クロスコミット。git-svnブリッジ。
svnにコミットしてもgitにコミットしてもどっちでもOK。
gitに慣れてない人は、重要なコミットなのでsvnで〜とか。
github-flowの導入を試行錯誤中。
・社内に1人いるgit好きに漏れやすいところ
上を倒す: githubエンタープライズの予算
横を倒す: svnに慣れちゃってる人、デザイナー、、pull requestでキャッキャしてるのをみせる。。
丸一ヶ月。28万リビジョンの移行。スゲー。。。
・継続的に運用
mysqlのレプリケーションとか
vagrantを用意して〜とか
issue 100到達〜とか
・gitなの?
svnだとTiDDやりにくい。なのでgitでもpull requestっていうWeb UIが必要。
SUGEEEナイスな講演。。@onkさんのモチベーション半端ないなと。。カックイイ。。
本日の資料アップしました! http://t.co/wMoXxkQ51F #techhills
— Takafumi ONAKA (@onk) March 22, 2013
■ CROOZの梅田さん
・技術的負債
subversionでtrunkのみ。
2つ別のリポジトリがあって神がかり的なマージが必要w
git移行ついでにまとめてキレイに
⇒ TiDD開発 with Redmine
・ヤックシェービング
ブランチ切ってもそれを実行する環境がない ⇒ virtualhost切ってそこにソースを配置
最終的には開発者ごとにvmとか立ち上げてGithub Enterpriseとかから配信にしたいけど、
現状はCapistranoをカマしてgitから取得してデプロイ。
CI(Jenkins)は構築中。
・Git導入
彼に枯れてしまった稼働中のソース達。150万コミットとか。。大変><
・偉い人問題
動くものを示さないと。。
上司とモメて会社いずらくなったらCROOZへw
■ モバイルファクトリーの阿部さん
1967年生まれ、SCCS, RCS, CVS,,,ベテラン。
・動機
分散とか、ローカルで〜とか、社内に居る分には問題にならない。
一番響いたのは、”速い”こと。
CodeRepos, Hithub, perl5がgit管理, Joel Splsky最後のエッセイ
・実行
調査、勉強会、アナウンス、実作業、アフターケア。
ほぼ1人で。(なら、その人の話が聞きたかったかな、と…w)
・その後
速い。マージがお利口。
GHEとか使ってみたい。
■ KLabの於保さんと牧内さん
・変遷
最初はSVN。intraからAWSへ。
↓
bazzarが普及。
↓
リポジトリの管理がやっかい。
↓
git+githubが使いたい。
↓
bitbucketとgithubの蜜月
↓
githubからgithub enterpriseへ
・レビュー
コピペした似たようなリポジトリがいっぱい。
Pull Requestのクローラーを作成⇒metaにgithubを使うってことでmetahub
・metahub
APIでなんでも出来る。Pull Requestを取ってくるのも簡単。
HTTPSでアクセスするとJSON形式で取得。
↓
いわゆるプログラムの静的解析。正規表現をWebUIで編集できる。
↓
タイポとか(true ture)
SQLインジェクションとか、Slaveの値でMasterの値を更新してないよね、とか
github上でソース公開している。バイナリフィルタとかもある。
■ パネルディスカッション
印象に残った発言だけ。
・PullRequestの文化を取り入れられた事が一番大きい。
・Subversionだとコミッターは神でforkするのも大変だったり。Githubだとその辺容易。
・.gitkeepどうなの?
・手元(ローカル)でブランチ切りやすくバージョン管理できる
・どのリビジョンが最新かSubversionなら分かるって言われた
・Windows派がツライ
■ 印象に残ったこと
割りとイケイケな感じのWeb系の会社っぽいところでも、偉い人とか、抵抗勢力とか、
そういうのあるんだな〜と。
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