英語公用語化した会社で働くエンジニアの英語学習ログ


 
先日TOEIC-IPで830点を取得しました。
 
実は何年も前からTOEICは受験してて、家にある過去の結果を並べてみたら、
合計11回も受験している事がわかりました。

Date Listening Reading Total
2004/07 315 215 530
2004/09 290 240 530
2007/03 325 265 590
2007/05 420 215 635
2007/09 335 235 570
2007/11 345 225 570
2009/06 410 250 660
2010/01 380 310 690
2010/05 395 265 660
2010/09 395 365 760
2011/05 450 380 830

 
2004年あたりは新卒で入社したSIerでモンモンとしはじめて
目白大学という割と近所の大学で土曜日にやってたTOEIC600っていうコースを
受講していて(その頃の日記)、2回ほど受験。
消化不良っていうかあんまり授業にもついていけなかった記憶があります。
 
2005年〜2006年は英語っていうよりも、Oracleマスターとか、XMLマスターとか、
ソフトウエア技術者(今は応用情報技術者試験)とか、そういう資格の取得に頑張ってたみたいです。
 
2007年はSIerから今の会社に転職した年で、少しでも自分を高く売ろうっていうか。
そういう目的でTOEICを受けていました。700以上じゃないと履歴書に書いても意味ないとかで、結構凹んだりもしました。
 
2007年10月に今の会社に入ってからも、Ruby on Railsとわたし(http://shinodogg.com/?p=3321)とかって
エントリにも書いたように、Ruby on Railsに注目していて、その中で iKnow!(http://iknow.jp/)がRailsで出来てるらしい
というので興味本位で使い始めたら、ハマってしまって、今でもお金を払って使っています。
(iKnowは2011年4月から課金サービスになりました)
 
2008年は仕事で忙しくてTOEICどころじゃなかったのかもしれないです。
社内で一番クリティカルなサービスの運用を担当してたり(その頃のブログ)、
他社から買ってきたサービスを弊社色に染めるのに奔走したり。
会社の社長賞みたいのをもらったのもこの頃。
 
2009年あたりでは、今ではギロッポンの某G社で飛ぶ鳥を落とすような勢いで頑張ってる、
@kentaroxがiKnow!を中心に勉強してるにも関わらず、
自分とはスコアが随分差がついてしまって(彼は余裕で800越えてた)焦ったりもしてた頃です。
社内公募でニューヨークにある子会社勤務に応募したものの、技術はよさそうだけど、
英語がね、ということで却下されてしまったりもしました。
 
地道にiKnowで勉強を続けながら、TOEICとベシャリは全然別のスキルだな、と思い立ち、
2009年10月〜2010年3月まで週3回朝7時半〜8時半まで工学院大学で英会話に通ってから
会社に行って仕事〜みたいなストイックな日々を過ごしました。
それでもTOEICで700は取れなかったんですね、今振り返ると。
 
いつから会社が英語公用語化とか言い出したのか忘れましたが、
自分の中で英語の勉強に対するモチベーションを大きく変えた事がありました。
会社でグローバルなプロジェクトがはじまりそうになり、2010年6月にそのメンバーとして
1週間ニューヨークに出張にいきました。
そこで某有名大学卒業のPh.D.のくそポジティブなヤツと技術について語ったり、
夜クラブに一緒に行ってはしゃいだりしてたら、価値観変わったというか。
 
日本に戻って、結局そのプロジェクトに加わる事は出来ず、ドメスティックな環境で仕事をしつつも、
会社がグローバルな戦略を次々に打ち出していくのを横目に悶々とした日々を過ごしながら、
会社でお得な値段で週1回Berlitzのクラスを受講したりしてました。
 
2011年になって工学院大学の朝英会話習ってた頃の先生が立ち上げたEIB(English for International Business)ってとこで
リサーチレッスンするってので参加させてもらったり、
Skype英会話をはじめてみたり。Sykpe英会話はいろんなサービスがあって、どこも無料レッスンやってるので、
2週間くらいなら、それで勉強出来ると思いますw 自分が受講したのは、
・レアジョブ
・スカイトーク
・グリーンイングリッシュ
・アイザック
・ぐんぐん英会話
になります。正直、どこもそんなに変わらない印象なのですが、
(どこ?よりも、どの先生?が重要かなと思います)
最終的にレアジョブにしようかなと思っているところです。いろんな先生がいるので。
 
2011年4月から、職場でインド人新卒のOJT担当になりました。
インド人は国内でも何十も言語があったりするらしく共通語は英語です。
ということで彼は英語ネイティブなんですが、いかんせん発音がアメリカやイギリスのそれとは異なります。
そして新人の彼にはTDDだ、リファクタリングだ、なんでMaven使うんだとか、
英語で分かりやすく伝える必要があります。これまたナイスな経験です。
どこ行っても通用するディベロッパーに育ててあげたいな、と。
 
そして最後に、ここ半年くらいで見つけた、もの凄くプラグマティックで
グワっと自分の英会話力を上げる術を紹介します。
・LinkedIn(http://www.linkedin.com/)
・CareerCross(http://www.careercross.com/)
上記2つのサービスに登録してレジュメを載せます。
外国人ヘッドハンターや外資系企業人からコンタクトがきます。英語で。
 
レジュメを英語で書くのには、自分のキャリアを英語で棚卸する必要があります。
電話で英語で会話をするのは、英会話スクールで先生が分かりやすく話してくれるソレとは違います。
話す内容は、趣味は?今まで海外旅行で行ったところは?とかではなく、
何がしたいの?何が出来るの?とか。向こうも仕事ですからそういうノリです。
自分がグローバルな市場でどんな風に評価されるか。それはそれで興味深くも結構シビアです。
 
今、東京は震災の影響で、外資系企業で働く外国人たちが多数日本からいなくなっているそうです。
とはいえ、日本市場から撤退する企業が多発みたいな話も聞かないですし、その人達の穴を埋める
求人がたくさん出てくる頃かも知れません。
実際に転職するかどうかは別として、グローバルなエリアで自分がどう評価されるのか。
そういうの経験する事はアツいと思います。何より無料だしw
 
—-
これからもずーーっと継続して英語を学び続けるんだろうなぁと思いますが
↓こうやって過去のログを並べると、あのストイックなテストを22時間もやり抜いたのかと思うと感慨深いですw

 
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自分がTOEICのために買った本は何十冊とかになりそうですが、
結局ちゃんと通して2回くらい読んだのは↓この本くらいです。
@daipresents英語公用語化に負けないためのTOEIC500点エンジニアの英語勉強法 | 世界で取り上げてるのと同じ本です。

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