ネット株の心理学

ネット株の心理学 (MYCOM新書)を読みました。

はじめて株を買った時のことを思い出す。

前日の終値で買おうと、夜にその値で注文を出したのに、
次の日確認したら、買えなかった。

株は買いたい人が、売りたい人より多いと、価格が上がる。
そんなことすらよく知らなかった。

その時買った株は、今となっては数十万円の損失ですw

そして、この本。
『宵越しの株は持つな』
ってことなんすかね。一言で言うなら。

それが一番、理にかなってるっていうか。

長期に持つことこそ良いとか、伝統的なファイナンス理論に立ち向かって、
インターネット界隈の株取引で実際に起こった事例を基に、
投資家の群集心理的な部分をついて、新しめのファイナンス理論っていうか。

買いたい人が、売りたい人より多いと、価格が上がんだから。
買ったのよりも、高い値で売らなきゃいけないんだから。
売ること重視。マーケティングっしょ、って。

その時の実例が載ってたりするから、ドンドン引き込まれていって。
久しぶりに、思いっきり集中して読んだ本な気がします。

にしても、著者のなんかちょっと斜に構えたような感じ。カッコいい。
いい子、いい子してるヤツらを尻目に、本質を見極めて、どうだこのやろ的な。
俺もそんな大人になりたかった。

んで、今日、ちょうど、ひがやすを blogを読んでいて、
もっと最悪なのは、「なんちゃってアーキテクト」。
知識だけあって、自分では簡単なサンプルしか作ってないような。

なんか、いろいろ、自分の身の振り方も考えさせられるきっかけを与えてもらったような。

踊らされちゃいけない。自分の目でみて、自分で手動かして掴みとらないと。

にしても、もっと早くこの本、出会いたかったなぁ。

コメント

  1. […] ちょっと前にネット株の心理学を読んだので、 小幡さんの考え方というか、そういうのが分かってた上だったので分かりやすかったです。 […]

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